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2023年03月20日2023年03月20日

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うんこ税金ドリル

みなさん、こんにちは。世田谷区で税理士をしている井戸川です。

 

少し古い情報ですが、2月8日に財務省が「うんこ税金ドリル 第2弾」を製作したとニュースがありました。内容を見てみると、なかなか面白そうで租税教室にも組み入れたくなるようなものでしたのでここでもご紹介します。

 

資料はこちらから。

 

小学校向け租税教室では、主に「何に税金が使われているのか」と「どのように税金を集めるのか」についてお話をしていきます。「何に税金が使われているのか」について私の場合は3択クイズで、学校建設費がいくらぐらいかかるかや、授業料を払うとしたらいくらぐらいになるかについて考えてもらい、さらにその他生活の場面場面での行政サービスについて説明しています。これでも盛り上がりますし良いのかなとも思っていますが、言葉だけでは伝わりにくいですし、もっと具体的な税金の使われ方についてはあまり記憶に残らないのかなと感じていました。

 

そんな中、この「うんこ税金ドリル 第2弾」では、税金のある世界と税金のない世界を絵で比較して何が違ってくるのかを間違い探し形式で学ぶことができます。場面は学校内と街の2つですが、例えば学校内の間違い探しでは、税金のある世界では先生がいたり、エアコンが使えたりしていますが、税金のない世界では、先生がおらず、エアコンもなかったりといった感じです。このように税金のない世界をイメージしてもらい比較するというのは非常にわかりやすいのかなと思います。

 

若干の懸念点は、うんこが万人受けするかどうかでしょうか(笑)

とはいえ、機会があれば租税教室の教材として使ってみたいなと思いました。

 

WEBからダウンロードできるほか、冊子として郵送してもらうこともできるようなので、興味がある方はぜひ見てみてください。

 

ついでに、税金を学ぶ教材として今回のうんこ税金ドリルをご紹介しましたが、それとはまったく別で税理士の仕事を紹介する書籍も出版されるようですので併せてご紹介します。

 

学研まんがひみつ文庫「税理士のひみつ」

 

電子書籍としては無料で閲覧が可能です。冊子としては非売品とのことですが、全国の小学校や図書館などに寄贈されるとのことです。租税教室でも税理士の仕事について少し触れる時間があるのですが、メインテーマではないためそんなに時間をとることはできません。小学校に寄贈されるのであれば、興味をもってくれた小学生に書籍を誘導することもできるかなと思いました。

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