こんにちは、世田谷区で税理士をしている井戸川です。
先日、都立大山高校で行われた「社会に貢献するワークショップ」の見学に行ってきました。
日本ファンドレイジング協会が推進する「社会貢献教育」の一環で、
私も前々から興味があり研修会に参加したのち、実践の現場を見学させてもらいました。
普段、税理士として租税教室の講師を務めていますが、
納税よりも主体的に社会に参加できるのが社会貢献だと思います。
目線を変えれば、社会貢献のうちの1つに納税という方法があると言えるでしょう。
だからこそ納税の前提となる考え方として社会貢献について学ぶ必要があるのではないでしょうか。
この社会に貢献するワークショップでは、
「寄付」と「ボランティア」が社会貢献の両輪であるとしてお話します。
寄付については、単純にお金を支援するだけではなく、
寄付付き商品の購入や、インターネット上でのクリックによる寄付、チャリティイベントへの参加など、
さまざまな方法での寄付への関わり方を案内し、
寄付(社会貢献)が学生にも身近なものであることを伝えます。
また、どこに寄付をするかは、自分の興味関心がある先を選ぶことができるというのも、
納税との相違点であり重要な点だと思います。
そこに個人それぞれの価値観が現れ、自分を知ることに繋がるでしょう。
実際に色々なことを考え、発言や発表をしている高校生をみて、
有意義な授業になったのではないかと思います。
私も機会があれば講師を務めてみたいなと思いました。