こんにちは、世田谷区で税理士をしている井戸川です。
ここでは、私の税理士としての経営理念についてお話します。
1.経営理念
関わる全ての人々が、「well-being」を実感する環境を創る。
2.well-beingとは
この経営理念のキーワードは「well-being」(ウェルビーイング)です。
「well-being」を日本語訳するのは難しいのですが、
簡単にいうと、「持続的な幸せ」という意味で私は捉えています。
もともとは世界保健機関(WHO)が用いた造語のようで、
「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」を指します。
WHOが用いた言葉ということもあり、医療・福祉的な側面に重きが置かれていますが、
私は、さらに経済的な側面も含めて満たされていることも重要だと考えます。
要するに、「well-being」とは、
「心身ともに健康で、社会との繋がりも多様で認められた存在であり、経済的にも余裕が持てる状態」
とここでは定義しましょう。
3.経営理念に込めた想い
誰に「well-being」になって欲しいかというところで、「関わる全ての人々」を対象としました。
昨今取り上げられているSDGsで「No one will be left behind=誰一人取り残さない」と標榜されているように、
本来であれば「全ての人々」を対象とすべきなのかもしれません。
そこは謙虚に・・・といいますか、できる範囲からという意味合いを込めて、
「関わる」という言葉を文頭にもってきています。
この対象者の中には、
クライアント(経営者)はもちろんのこと、
クライアントの顧客・従業員なども含めて考えています。
これは、目の前にいる人だけではなく、
その奥にいる人まで意識したいという気持ちからです。
また、自身で従業員を雇うことがあれば、従業員とその家族も含めていくことになるでしょうし、
自身が成長するとともに、幸せにする人も増やしていきたい、そんな意味も込めています。
この経営理念は、開業時に時間をかけて考えたものですが、
これから事業を始めていくということもあって、
時間とともに変わっていく可能性もあるかもしれません。
ということで、今回は私の経営理念を解説してみました。
ご覧いただきありがとうございました。